『今年、あなたはひとつ歳を取る。
その度に、年相応にとか、いい歳して、とか
つまらない言葉が、あなたを縛ろうとする。
あなたは、耳を貸す必要なんてない。
世間の見る目なんて、いつだって後から変わる。
着たことのない服に袖を通して、
見たことのない自分に心躍らせる。
他の誰でもない、「私」を楽しむ。
年齢を脱ぐ。
冒険を着る。
「わたし」は私。』
たまたま流れてきたショート動画に心奪われ
何度もその言葉を反芻した9月の或る日。
私は年齢を気にするタチでもないのだけれど
ありのままで良いと言われている気がして
そして生まれた日が近い時期なこともあって
胸にその言葉たちが染み渡った。
これは【西武・そごう】のわたしは、私。
樹木希林さんによるスペシャルムービーの
メッセージである。
先日、またひとつ歳を重ねた。
今年1年はとにかく生まれ変わろうと走ってきたけれど
そこは人生、そう簡単にはいかないもので。
9月の終わりから1ヶ月程
うまく日常が回らなくなってしまった。
それもきっと必要なことだったのだと思う。
だからこそ健康のありがたさや
側で支えてくれる人の大切さに
改めて気付くことができたから。
自分で積み重ねた一瞬一瞬が
いまを、これからを形成してゆく。
人としてどうありたいかを常に
自らに問うて生きていきたい。
天と己に恥じぬ生き方をしたいと思う。
2023.11.02 愛と感謝を
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