◼︎読書記録
◼︎アルジャーノンに花束を
◼︎ダニエル・キイス (小尾芙佐 訳)
名作、と呼ばれる本のなかには
いつか読もう、と思い
そのままにしてしまっているものがあります。
中身は大体分かっていて、ということが多く
この1冊もそのひとつでした。
読み始めるのも読み進めるのも読み終わるのも
難しかった。
読み終えた後の涙は、私がこれまでに流したもののの
どれとも一致しない、不思議な涙でした。
生きていくうえで大切にしていること
それは人ぞれぞれですが
「ひとりの人間として」
「誰かを思う心」そして「愛」
そのどれもが決して特別なことではなくて
日常にあるかけがえのないものだと
考えさせられる一冊でした。
この本を読み終える前、その日の朝
とある出来事があり少し心揺らいだ
1日を、守ってくれたような気がします。
もっと自分のやりたいことを素直にやりたい
自分らしく生きていきたい
そう決意した私の背中を
またこの本が押してくれたのでした。
毎日をどう生きるかは自分次第。
大切なものをぎゅっと握りしめて。
ぜひ読んでみてください。
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